独立行政法人科学技術振興機構共催
  岩手大学 新技術説明会   



<日時>【2014年2月20日】『岩手大学・岩手医科大学合同(JST共催)新技術説明会』開催!!13:30〜17:10
<場所>JST東京本部別館ホール(市ヶ谷)
<分野>ライフサイエンス、建築、土木
<プログラム> http://jstshingi.jp/iwate/2013/program.htm・・・詳細はこのホームページをご覧ください!
特に下記2テーマは岩手大学 工学部 電気電子・情報システム工学科のお二人の発表です。お出かけ下さい
15:40 〜
16:10 
電波吸収性能を有するウッドプラスチックコンポジット材
Wood-plastic composites with electromagnetic wave absorption performance

昨今のユビキタス・モバイル社会との関連で、周り中ウジャウジャと電波が飛び交っているようになって、無線関係の技術開発やテストをする上では、大変興味深いテーマでした。木目調の壁でありながら電波を吸収してしまう、すなわち反射しない、透過しない空間を構成できます(注:周波数帯による)。三浦健司助教は2012年4月東北大学から着任され、2014年3月で定年となる岡英夫教授の研究を引き継いでおられます。
岩手大学 工学部 電気電子・情報システム工学科 三浦 健司 助教
16:10〜
16:40 
コンクリート内塩化物濃度の非破壊検査技術
Evaluation method for nondestructive inspection of chloride concentration in concrete

1960〜70年代に建造された多くのRC構造物が2020年頃に耐久性が大きく劣化して、改修ないし再構築を求められます。建物、鉄道、空港、高速道路、トンネル、橋などです。内部の塩化物濃度を、交流インピーダンス法で測定、推定、演算する方法についての発表でした。この方法は簡易で、リアルタイム計測が可能です。まだまだ課題はあり、実用化に向けて更なる努力を続けます。企業連携を求めております。
岩手大学 工学部 電気電子・情報システム工学科 小林 宏一郎 准教授