「第3回岩手大学卒業生・修了生と学長との懇談会」の報告 

岩手大学 工学部 電気工学科 第10回生(昭和37年3月卒業) 柴田 隆昭  

 第3回卒業生・修了生と学長との懇談会が仙台で行われました。東京から駆けつけて、その模様をリポートします。ちなみに第1回は盛岡市、第2回は八戸市で開催されました。今回から、岩手大学同窓会連合との共催となりました。
注)HP管理人澤藤隆一(記) この懇談会には東京支部が柴田隆昭副支部長を派遣したわけではありません。あくまで1卒業生として自費参加、したがってリポートの肩書も上の通りです。

☆日 時: 平成22年8月7日(土)
    第1部15:00〜17:20 大学の現状報告と意見交換会(無料、事前申し込み)
    第2部17:30〜19:00 懇親交流会(会費3,000円で事前申し込み)
☆会 場: ホテルサンルート仙台(仙台市青葉区中央4-10-8)
☆主 催: 岩手大学、岩手大学同窓会連合
☆出席者: 大学…藤井克己学長、玉 真之介理事(副学長)、大塚 尚寛理事(副学長)、長野 俊一人文社会科学部副学部長、長澤 由喜子教育学部長、堺 茂樹工学部長、高畑 義人 農学部長  7名プラス事務方
同窓会…同窓会連合太田原 功会長、七友会佐原 和典会長、高嶋 才司仙台支部長、北桐会黒川 國児会長、高橋 正昭宮城県仙北支部長、一祐会渡邉 喬会長、久慈 健一仙台支部長、北水会桑島 博会長、芳賀 文蔵宮城県支部長  9名
同窓生:4学部の卒業生及び研究科終了生 役員含めて
七友会(人文社会科学部) 北桐会(教育学部) 一祐会(工学部) 北水会(農学部)  学内   合計 
懇談会出席者 14名  3名  31名  14名  7名  69名 
懇親会出席者 14名  2名  27名  12名  7名  62名 
☆記録の作成: 卒業生・修了生の貴重なご意見を記録し、大学運営の改善に活用する。
☆その他: 岩手大学同窓会連合を通じて主に仙台在住の4学部同窓会会員に呼び掛け、開催案内を新聞(河北新報)に掲載し、参加を呼びかけた。
岩手大学同窓会連合のホームページをご覧下さい



懇談会(15:00〜17:20…菊の間)
次第
○進行役(岩手大学)
1.開 会
この日は仙台七夕祭り 看板 開会〜進行の大内さん 長澤 由喜子教育学部長、堺 茂樹工学部長


2.大学側出席者の紹介


左から長野 俊一人文社会科学部副学部長、高畑 義人 農学部長、大塚 尚寛理事(副学長)、玉 真之介理事(副学長)

3. 藤井克己学長のご挨拶(以下、文責は報告者)

三つの学部(農・工・教育)とも60周年が過ぎ、人間で言えば還暦が過ぎた。広島大に遅れること一年の人文社会学部を含めて4学部が緑あふれる40ヘクタールのキャンパスに集中しており、コンパクトな総合大学を目指している。そして学業はもとよりクラブ活動、アルバイトも含めてキャンパスの配置には大きな利便性がある。学生の性向は東北人の特性を備え"ねばり""コツコツと実直""自己主張が下手"である等の評価があるが、それなりの多様性は備えている。6,000人の学生がおり、女性は四割を超えた。そういう中で岩手大学の一体感、identityを追求して行きたい・・と考えている。


4.太田原岩手大学同窓会連合会長からのご挨拶(文責は報告者)

同窓会連合は大学としての一体感の醸成、そして総合的な大学教育を目指して行きたいという大学側の主旨に賛同し、設立に努力した。即ち、農・工・教育の三学部の同窓生がそれぞれ2万人、人文社会学部の七友会の同窓生が600人という構成比の中で難産の末誕生した。この学長との懇談会は八戸会合の時から共催し、非常に雰囲気が良かったので、今回の仙台会合もそのようにした。仙台・宮城県の方々には大変お世話になった。なお、今回は70名程度と「事前申込み制」にして制限した面があったが、制限しなければ倍以上の人が集まったのではないか。今後の参考に供したい。

5.大学の現状と最近の取り組みについての紹介

 総務、教育・学生担当の玉 真之介理事(副学長)より紹介があった。

玉 真之介理事


6.岩手大学の教育・研究・社会貢献について懇談・意見交換


7.閉 会




懇親交流会(17:30〜19:00……藤の間)
次第
 ○進行役(岩手大学)
1.開 会
2.学長からのお礼の挨拶 並びに 各同窓会長挨拶

       
藤井 克己学長 佐原 和典 七友会会長 黒川 國児 北桐会会長 桑島 博 北水会会長 渡邉 喬 一祐会会長

岩手大学同窓会連合は、岩手大学の各学部同窓会(人文社会科学部:七友会、教育学部:北桐会、工学部:一祐会、農学部:北水会)と岩手大学を会員とする組織であり、会員相互の親睦を深め、会員の総意に基づく事業等を実施することで岩手大学の発展に寄与するとともに、地域社会に貢献することを目的としています。

3.乾杯

ご発声は太田原 功 同窓会連合会長 乾杯


4.懇談

 
左から渡邉 喬一祐会会長、高畑義人農学部長、神 太郎一祐会仙台副支部長(S32機械)
柴田隆昭東京副支部長(S37電気)、近藤道夫氏(S48電気)、右端:玉 真之介理事・副学長
左から阿部源祐科会相談役(S16電気)、久慈健一一祐会仙台支部長
(S30鉱山)、柴田隆昭東京副支部長(S37電気)、滝口初五郎氏(S34獣医)


5.閉 会

6.配付資料
  1.岩手大学広報誌「Hiこちら岩手大学vol.17」
  2.「岩手大学同窓会連合」岩手大学ホームページ開設案内
  3.「ホームカミングディ」案内
  4.「岩手大学学生支援基金」へのご協力依頼


[報告者の所感]
 学長との懇談会をやっているという話は聞いてはいたが、盛岡、八戸、仙台と続いて、次は「東京」という声が聞こえて来たから、仮に首都圏地区(東京)が引き受けるとしたら何らかの役割を引き受けなくてはならないだろうという気持ちが半分、どのような会合だろうかという興味が半分の気持ちで出かけた。
 総参加者が80名余はちょっと少ない気がしたが、会場の都合なのか、学長や各学部長らとの交流の仕方の関係からか70名に制限したとのことで納得した。この会合はまだ端緒に着いたばかりで、試行錯誤の段階なのかも知れない。この会合が岩手県の地方都市、例えば久慈、二戸、宮古、釜石、花巻、北上、奥州市、一ノ関等々で開催される折りには、教育系、農学系も含めてもっと参加するのだろうか。いずれ今後首都圏で開かれるであろう会合の参考にはなった。
 藤井学長の挨拶の中で、女子学生が4割を占めるようになったとの報告を聞いて、同窓会の役員にはもっともっと女性が参加して、然るべきと感じた。女性の参加度の向上は各種団体や協議会の成熟度の目安になっている。

注)HP管理人澤藤隆一(記) 玉 真之介 先生(岩手大学 理事・副学長)から柴田副支部長に届いたメールによりますと、来年度以降の開催場所・・・2011年度は札幌、2012年度に東京とすることが決まったそうです。「東京での開催は、規模が大きくなるため、もう1年間経験を積んで、また準備に時間をかけて取り組むことといたしました。柴田様には、ご心配をお掛けしましたが、ぜひお力をお貸しいただきたいと思いますので、なにとぞよろしくお願いします。なお、開催時期(夏7月下旬8月上旬、秋、冬)も未定です。ぜひ、東京支部のご都合を踏まえて決めたいと思っております」とのことです。
 なお、開設されたホームページについては、本学の同窓会連合のページでもリンクを張りたいとのことです。

以上