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《支部だより》
平成17年度東京支部報告
東京支部長  澤藤隆一(昭和47年電気卒)

 東京支部は2年に1度大会を開催し、会員との交流の機会の数少なさが課題として挙げられます。役員レベルでは時々集まっており、一祐会の他支部との交流も行っておりますが、一般会員との接点が少ないことは本来同窓会のあるべき姿としては不足面であると反省しております。東京支部大会の出席者も減少傾向にあり、これは日頃の活動が会員の皆様にとって満足の行かない現れと思います。一方で同期の人達だけで集まって懇親している方々はたくさんおられます。横のつながりはあっても縦のつながりが少ないのは支部運営の至らぬ点です。東京支部規約にございますとおり、「会員相互間の親睦、情報の交換、相互援助等、会員の社会生活の公私にわたり、寄与することを目的として運営」 して行く原点に立ち返るため、役員は徹底的に会員諸氏のために奉仕する立場に立たなければならないと考えました。会員の皆様も世代によって仕事に役立つ人脈を作りたいとか、旧交を暖めたいとか、恩師に会いたいとか様々な動機で集まってくるはずです。私自身、過去同窓であることによって仕事上のピンチを救われたことを契機として同窓会会合に参加し、活動を通じて知り合える方々との交流が楽しくなったという経緯があります。
 東京支部の現役員は団塊の世代前後で構成されています。前述の「奉仕」の立場に立てば、同窓会での主流である年配の皆様のために立ち回る身軽さとエネルギーが必要であり、同窓会の中では若造である者どもが運営していくのが良いのではとの過去経緯があったのかもしれません。まずは会員諸兄に情報を発信するために支部のホームページを立ち上げ運用しております。一祐会本部や電気電子情報科会の活動紹介、東京の他会への参加報告、大学の情報紹介、訃報の掲載などを行っておりますが、会員相互の橋渡しの場としてはまだまだ機能しておりません。

 

仙台支部もホームページを開設しましたし今後いっそうの充実を図っていく必要性を感じます。平成17年は大会という公式行事ではなく会員の皆様で気軽に懇親できて会費も安いという集まりを企画しようと考えておりました。

 

そのためには従来のように特定の企業に在職する会員を頼りに人集めするのではなく、できるだけ広い層に呼び掛けて行くための仕掛けが必要ということで役員以外にも呼び掛けて集まって検討いたしました。その中で出た意見として、役員はもっと増やして世代を広げるべきだというものがありました。これはかつて行われていたことですが、なかなかうまく機能しなかったようです。また会場も霞ヶ関ビル・東海大学校友会館は高いので、遜色ない他会場を探そうとの意見もありました。  そうこうしているうちに佐藤淳先生瑞宝中綬章叙勲祝賀会を東京で開こうという話が持ち上がり、有志ではあるが電気電子情報科会の会員の集まりなので東京支部役員が事務局となって行おうということになり、アルカディア市ヶ谷を会場として開催されました。これは大成功であったと思っておりますが、実はこの会がこれまでの課題を一挙に解決するヒントを与えてくれました。発起人募集、世代を超えて参集、同期内での参加勧誘、メール飛び交い、ホームページでの随時情報伝達、安価な会場費、高額の費用をかけても恩師のために集まるモチベーション…同窓会の本質がここにあります。これからはこれをモデルとして活発な運営ができると確信しましたのでどうぞご期待ください。