《支部だより》
平成18年度東京支部報告
東京支部長  澤藤隆一(昭和47年電気卒)

 今年の東京支部大会は電気電子情報科会総会東京開催と併せて平成18年6月10日(土)アルカディア市ヶ谷で行い、89名の参加でした。前の東京開催は平成14年6月1日(土)霞ヶ関ビル33Fの東海大学校友会館で72名の参加でした。本来6年に1度の東京開催ですが、草刈先生ご生誕100年記念行事の関係で間が詰まりました。連絡が遅くて、もう予定を入れていたとかの苦情もあり反省しております。ホームページのような片側通行の手段では限界があります。やはり本部→学年幹事→同期生という垂直+水平のプラス型連絡網を整備しないといけません。大会では
  1) 支部長挨拶・活動報告
  2) 会計報告(平成16年〜17年度)
  3) 会計監査報告
  4) 規約改正(案)・次期役員(案)
を審議し、いずれも提案通り承認されました。主たる改訂は
  @ 役員幹事に事務局を加える
  A 役員幹事の任期を4→2年とし、1年毎改選とする
  B 支部大会開催間隔を2年→1年とする
という点です。隔年開催では間延びするので会員交流を活発化しようという主旨ですが、懇親会費を1万円→8千円とダウンしてなるべく多くの方に集まって頂くことを狙いました。役員体制は
支部長    澤藤隆一(再任 電気47年)
副支部長  山田 均(再任 電気47年)
        山内利明(再任 電気55年)
        柴田隆昭(新任 電気37年)
        山口 裕(新任 電子48年)
会計     畠山 主(再任 情報54年)
会計監査  寺井正行(再任 電気41年)
事務局    飛世政和(再任 電気44年)

 

と二名増。副支部長にベテランと中堅を追加して、年代層や学科に配慮し、コミュニケーションの円滑化を図りました。

 

講演会は『光から電気へ、電気から光へ』という題で柏葉安兵衛先生にお願いしました。大々的に報道された酸化亜鉛(ZnO)を使った青色LEDの量産化可能な方法の開発成功に関連したお話を、大学の歴史や学生時代の写真、チャグチャグ馬この写真などをまじえながら柔らかくお話頂きました。また中村修二さん(現カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授)はじめ徳島大学卒業技術者が圧倒的多数を占める異色の企業日亜化学が化合物半導体分野で大きな利益を上げていることに関連して、酸化亜鉛LEDが実用化されたときの大きなインパクト、夢も語られました。この講演があったので広い年代層に参加頂けたと思います。 平成19年も東京支部では学年幹事を組織して楽しい集まりを企画します。どうぞご期待ください。またご協力のほどお願い申し上げます。各種情報は支部ホームページで…広告をカットし、サーバーの容量を増強しました。今回も一祐会在京他支部:東京金属物性科会、東機会、きたかみ会からご来賓の出席を頂き、相互交流して各支部総会の模様をホームページに掲載し、各科の会員の皆様にご案内しています。あたかも一祐会東京支部のホームページの如き役割を果たしたいと考えます。検索エンジンでIUEEITOKYOと入力して下さい。