東日本大震災について
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震災に関する岩手大学からのお知らせ--->クリック(各種情報)
残念ながら、岩手大学の学生にも犠牲者が出ました。心よりご冥福をお祈りいたします。
東日本大震災岩手大学対応報告会
平成23年8月25日(木)16時~渋沢栄一記念財団渋沢史料館会議室(東京都北区西ヶ原2-16-1 飛鳥山公園内)
岩手大学の「東北地方太平洋沖地震岩手大学被災学生支援募金」にご協力下さい
岩手大学同窓会連合の被災学生義援金にご協力下さい
岩手大学工学部一祐会の被災学生義援金にご協力下さい
5月20日現在、機械系が最高額、電気電子情報系が最低額とのこと、
皆様何とぞご協力のほど、お願い申し上げます
柏葉会長より・・・岩手大学、同窓会連合、一祐会それぞれの募金の口座が違い、タイトルなどにも若干の違いがあって別々のものという感じを受ける方もいらっしゃるかもしれませんが、これらは違ったものではなく、いずれ「岩手大学被災学生の支援」ということで一緒になります。工学部の卒業生としては、一祐会を通じてお寄せていただければと思っています。 |
=== 柏葉会長からのメッセージ ===
岩手大学電気電子情報科会会員の皆さま 岩手大学電気電子情報科会 |
=== 一祐会 渡邊 喬会長からのメッセージ ===
「東北地方太平洋沖地震岩手大学被災学生への義援金」の呼びかけ 岩手大学では、今回の東北地方太平洋沖地震により、津波で実家を失うなどの被災に遭った学生が、新年度の入学者を含めて少なくありません。そこで、この学生たちの修学を支援するために、工学部同窓会(一祐会)では同窓生の皆さまに、「東北地方太平洋沖岩手大学被災学生への義援金」をお願いすることとしました。 岩手大学工学部同窓会(一祐会) 1. 郵便振替の場合 平成23年度一祐会定期総会のご案内 一祐会支部長、事務局長 各位 敬具 記 日時 平成23年5月21日(土) 14:00~15:00 |
3月14日11時30分現在の工学部ですが、建物等は大丈夫なようです。みなさん出入りしております。電気・水道は復旧しております。ガスは、点検後復旧の予定ですが、安全確保のため、現在使用禁止となっております。灯油の方ですが、岩手大学全体で、次回の灯油配達の目途がたっておりませんので暖房なしでおります |
電気電子情報科会盛岡支部、仙台支部の皆様には特にお見舞い申し上げます。東京支部でも茨城県は特に被害が大きく、日立製作所など、茨城県を代表する企業も、工場が大きく被災したと言われております。しかしながら東京電力福島第一原子力発電所、第二発電所において、重大な事故が発生し、周辺住民に避難命令が出る中、日立製作所は自らの被災にもかかわらず、現地に社員を派遣し、後方部隊も24時間体制でバックアップに当たるなど、必死の災害進行防止の取り組みを進めております。東芝も同様の取り組みを進め、ほかにも多くの電気関係の企業が、この未曾有の災害の進行を食い止めようと、全力を傾注しております。また東北電力はじめ、すべての電力会社から、原子力関係の技術者たちが、自らの被爆の恐れをも厭わず、手を挙げて福島に向かっています。日本の電力にとって無くてはならない原発をこれ以上悪い状態にしてはならないと、悲壮な覚悟で使命感に溢れて出発したお父さんを、奥さんや息子、娘が「頑張って」と送り出すTV映像を見て、感動いたしました。それだけではなく、自衛隊、警視庁、東京消防庁が放水作業を行い、他にも大阪、川崎、横浜などの消防が福島へ続々と隊員を送り込んでいます。東京電力と協力会社も原発への電力供給や冷却設備復旧のため夜を徹して全力で作業しています(2011年3月19日現在)。 電気電子情報科会東京支部 |
電気電子情報科会仙台支部の阿部源祐さんから、ご自身の無事と、松島町に住まわれる齊藤
健 前仙台支部長のご無事の連絡がありました。500kmに及ぶ広範な東北から千葉県にかけての太平洋沿岸地域の当科会会員の皆様の安否が気遣われます。利府町、塩釜市、松島町は、隣り合う市町(多賀城市、七ヶ浜町、東松島市)に比べて死者、行方不明者は極度に少ないのですが、これは湾奥に位置するために、津波が来るまでの時間が他より時間がかかったため、逃げる時間があったからと考えられ、被害があったことに違いはありません。東松島市から北に向かって石巻市、女川町、南三陸町、気仙沼市、陸前高田市、大船渡市、釜石市、大槌町、山田町、宮古市の惨状は目を覆うばかりです。また仙台市から南に向かって名取市、岩沼市、亘理町、山元町、新地町、相馬市、南相馬市、浪江町、さらに福島県最南端のいわき市、茨城県の沿岸から千葉県の旭市まで、広範な地域で多数の死者、行方不明者が出ております。家族を失った人の様子をTV映像で見るにつけ、涙を禁じ得ません。逃げられなかった方々の無念に想いを致し、心よりご冥福をお祈り申し上げますとともに、生き残った方を励まし、支援して行かなければなりません。 |
電気電子情報科会仙台支部の電気工学科10回生(昭和37年卒)の方から、仙台市内の状況が届きました(3月20日) |
![]() ![]() 大地震で七北田川を逆流する津波=仙台市宮城野区の高砂大橋付近(河北新報より) ![]() JR仙石線の車両が東松島市の東名駅・野蒜駅間で津波に流されて脱線した ![]() 東名運河が線路に並行し、津波が左下(南)から右上方向に襲った 写真奥側が北西方向だが少し小高くなっている
![]() 仙台に母と弟を見舞ってきました。東北自動車道を車で走ったのですが、まだ応急修理状態で、ところどころ車がバウンドします。それだけデコボコなのでしょう。母の介護施設は宮城野区高砂なので、津波が来て、建物の周囲は海のようになったそうです(上の画像の高砂大橋のすぐ近くです)。電気は11日ぶりに復旧しました。施設長さんと話したのですが、停電して、最初のうちは救援物資も来なかった中、蓄えの食料を皆で分け合いながら、ヘルパーさんたちが夜通し入所者を励ましたとのこと。東京の本部の方から救援隊が車に物資を積んで届けてくれて助かったと言っていました。その後はパキスタンのカレーとか東京のラーメン屋さんたちが炊き出しに見えて、本当に有難かったと言っておられました。ヘルパーさんたちはどんなに大変だっただろう、と考えると、職員の皆様に本当に有難うございますという気持ちです。 電気電子情報科会東京支部 |
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母の生家が岩手県宮古市鍬ヶ崎下町で、宮古魚市場のすぐ近く、今回の津波ではひとたまりもなく、港町のいとこ達の家々も流されました。今回被災した方々への支援はこれからも長く続きます。どうか皆様が、少しでも節約した分を被災した方々の支援に贈って下さいますよう、心よりお願い申し上げます。 2011年4月29日(土)、宮古に行って来ました。家を流されたいとこが3世帯にも及び、みんなのところを回るのに少しでも時間が欲しい、また彼らの痛みを少しでも共有しなければとの思いから、月末の締めを終えた後、夜行バスで宮古へ向かいました。驚いたことにものすごい数の若者がバスを待っています。臨時バスが多数増発されています。彼らは皆ボランティアのために行くのです。彼らの会話、所作、振舞いを見て、私は思いました。日本は大丈夫だ、こういう若者たちが居る限り、復興できる、そして、この失われた20年において、若者に冷たい社会を作ってきた責任のある我々が、今なすべきことは、こうした若者たちが希望を持てる社会を、今一度取り戻す、いや、作り上げることなのだと。同窓会としても、現役大学生やこれから大学を目指す若者たちにも、支援すべきことが山ほどあり、なおかつ、岩手大学が一定以上のレベルを保ち、社会的評価を受け続けられるように、精一杯努力することが課題なのだと痛感いたしました。 |
鍬ヶ崎に居座る観光船 |
大震災から49日を過ぎて、やっと岩手県宮古市にいとこ達を見舞いに行って来ました。宮古市シーアリーナに避難している同年のいとこに案内を頼み、港町の自宅や、他のいとこ達の住むところを回りました。右上写真はいとこ達の家があったところに居座っていた観光船です。今夏のシーズンに備えてドックでお化粧直ししていたところに津波が襲って流されてきたものとのこと。携帯電話で撮影して、すぐに会社の人たちや親戚、少年野球の仲間たちにメールしました。 電気電子情報科会東京支部 |
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観光船の左奥に残った菱屋酒造店の土蔵と醸造所が見える | 船鍛冶のいとこ宅の機械とコンクリート基礎は重いので残っていた |
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流されてきた家1軒分ぐらいの防波堤コンクリートブロック | 船大工の従兄宅を眺める船鍛冶のいとこ、自衛隊が片付けて道路確保 |
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中央奥が浄土ヶ浜大橋。この橋の上から手前を見ると右写真 | 浄土ヶ浜大橋から港町を望む、中央左に観光船、手前は心光院 |
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蛸の浜は海水浴場でもある。防波堤が崩れている。左手前のコンクリートの 巨大塊が流され、左奥に見える日出島が津波で完全水没したそうだ |
浄土ヶ浜大橋から見下ろした蛸の浜。日和見橋の橋桁が落下している 写真上部のトンネルを潜ると浄土ヶ浜、地上の楽園である |
東機会会員各位 2011年3月18日 |
拝啓 皆様にはご健勝の事とお慶び申し上げます。 草々 |